AI外観検査製品「Roxy AI」

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2023.06.20 info

Roxy AIが v1.15.0 にバージョンアップしました。

Roxy AI V1.15.0を公開しました。今回のバージョンアップでは特にランタイム環境を改善しており、主に以下のような点で大きく機能向上しています。

  • 操作性の向上、インストールのしやすさ
  • 学習アプリケーション(モデラ―)との画像変換連携のしやすさ
  • カスタマイズ開発のしやすさ
  • トラブル時の調査のしやすさ

 

ランタイム環境

Ver1.15ではCoordinatorを刷新しました。
これにより、検査速度、導入のしやすさ、カスタマイズ開発のしやすさが向上しています。

コンソール

設定した検査シーケンスをConfigTool上で簡単に試せるコンソールを追加しました。

コンソール画面では、Coordinatorの起動から検査の実行まで一連の挙動を確認できます。
レセプターの設定や検査シーケンスを変更してすぐに確認できるので、セットアップにかかる時間を短縮できます。

パケット追跡

検査シーケンスの中をどういう情報が流れたかを把握できます。該当のステップをクリックするとビューアーが表示され、各種情報を確認できます。

プロット機能

実検査で蓄積した画像・確信度ファイルをもとに、不良個所を可視化するプロット機能を追加しました。

 

カスタム開発

ワーカー/レセプターを開発することにより、ルールベース検査の追加や検査結果の保存方法、
検査結果のDBへの保存などを簡単に追加できるようになりました。
モニターのようなUIを持つワーカー/レセプターも作成できます。

 

英語表記対応

アプリケーション設定画面から言語設定すると英語表記可能です。

 

学習環境

画像変換

トリミングや位置合わせ、リサイズ、マスクなどの画像を変換する機能を追加しました。
また、モデラーで行った変換の順番、各種パラメーターは、ランタイム環境に簡単に復元できます。

 

バッチ学習

バッチ学習で複数の製品をまたいで学習できるように対応

その他

インストール方法の変更

旧版のインストール・バージョンアップはインターネットに接続していることを前提としていましたが、
オフラインでのインストールに対応し、インストール方法も簡易になりました。