Roxy AIが v1.8.0 にバージョンアップしました

バージョンアップでは、画像サイズ・検査エリアサイズ調整機能、単調画像のスイープ機能、ラベル毎の正解率・再現率表示などの機能拡張の他、NVIDIAのGPU GeForce RTX30シリーズに対応しました。

画像の大きさをリサイズしたり、検査エリア（アノテーション）のサイズを変更できるサイズ調整機能を追加しました。
画像の大きさ、検査エリアのサイズを適切に設定することで、精度向上／検査速度向上が期待できます。

学習への寄与が小さいと考えられる、単調な画像を取り除くスイープ機能を追加しました。
単調な画像を削減し、学習したい特徴を持つ画像の割合を相対的に増やすことで、効率よく学習できます。

複数のラベル（不良の種別）がある場合、ラベルごとに正解率・再現率グラフを表示できるようになりました。
ラベルごとの正解率・再現率グラフを見ることで、AIが苦手な不良の種別に注力して精度を上げることができます。

閾値を変更すると、正解率・再現率がどのように変化するかをリアルタイムで確認でき、
検出結果の画像数を表す評価サマリを表示できます。
閾値を変更することで、検出漏れや過検出などがどのように変化するのかを、具体的に把握できます。

その他、NVIDIAのGeForce RTX30シリーズのGPUに対応しました。

学習ライセンスの主な変更点